毎年6月7月の国立劇場では歌舞伎鑑賞教室というものが行われます。これはまだ歌舞伎に馴染んでいない初心者向けに、若手の役者たちがいろいろ解説してくれるという特典付きです。上演されるのは有名な演目の一場面だけですが、…
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「歌舞伎」カテゴリーアーカイブ
歌舞伎公演「通し狂言 平家女護島」国立劇場 10月8日(月)
しばらく歌舞伎公演のなかった国立劇場も今月から始まりました。今月の演し物は「通し狂言 平家女護島」。これは俊寛の鬼界ヶ島の場として有名な狂言ですが、通しで演じられるのは23年ぶりということです。 以前から歌舞伎座…
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歌舞伎鑑賞教室「日本振袖始」国立劇場 7月8日(日)
毎年6月と7月の国立劇場では、歌舞伎鑑賞教室が行われています。これは中学生、高校生、大学生、社会人、そして外国人向けの歌舞伎のPRを兼ねた公演です。入場料も安く有名演者の歌舞伎が観れるので、大変お得感があります。…
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團菊祭五月大歌舞伎 昼の部 歌舞伎座 5月11日(金)
今日は久しぶりの歌舞伎座です。お目当は市川海老蔵(成田屋)さん。今月の公演は昼夜の二部構成ですが、昼の部は海老蔵さん一人五役という、まさに超人的な役回りです。そして夜の部は尾上菊五郎さんと音羽屋の出番です。 團菊…
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通し狂言 「伊賀越道中双六」国立劇場 3月20日(月)
今月も国立劇場での歌舞伎観劇です。演目は「伊賀越道中双六」、これは有名な鍵屋の辻の、荒木又右衛門の三十六人斬りの場面の出てくる演目です。仇討ち劇です。しかし江戸時代は実名による芝居はご法度、したがって荒木又右衛門…
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初春歌舞伎公演「通し狂言 しらぬい譚」国立劇場 1月24日(火)
時代と場所は江戸初期の北九州、大分、博多、京、そして天草四郎の島原の乱のあっ長崎あたりが舞台です。その物語は江戸時代の長編小説「白縫譚」を題材に、筑前黒田藩のお家騒動に焦点を当てた構成になっているっているとありま…
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完全通し狂言「仮名手本忠臣蔵」第3部 国立劇場 12月16日(金)
今日は12月16日、師走も早や後半戦に入りました。赤穂浪士の討ち入りの日は14日で一昨日です。とはいうもののこれは旧暦の話で、新暦に合わせると1月末ということです。でも一月末では何となく物語になりにくい。そこで新…
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完全通し狂言「仮名手本忠臣蔵」第2部 国立劇場 11月25日(火)
国立劇場開場50周年記念公演の「仮名手本忠臣蔵」、今日は第二部を観にゆきました。第一部では四段目まで。判官切腹と塩冶家のお家取潰し、そして城の明け渡しで終わり、今日はその続きになります。 この講演も千穐楽間近、1…
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完全通し狂言「仮名手本忠臣蔵」第1部 国立劇場 10月25日(火)
今年は国立劇場開場50周年だそうです。それを記念して企画されたのが「仮名手本忠臣蔵」の通し狂言。でも今回は只の通し狂言ではない。10月、11月、12月の3ヶ月をかけて、序段から十一段目までを全てを上演する完全通し…
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「秀山祭九月大歌舞伎」歌舞伎座 9月13日(火)
なんだか無性に歌舞伎が観たくなって予約したのがこの公演。吉右衛門さん、玉三郎さんが出演するのだから、役者に不足はありません。夜の部なので開演は16時半。余裕を持って歌舞伎座に赴いたのでした。 いつも思うのだが歌舞…
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