猛暑の中の「大山納め太刀ウォーク2013」8月17日(土)

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このイベントも4回目になりました。江戸時代から庶民の間で続いてきた大山講がだんだん廃れ、忘れられてゆく中で、これをもう一度思いだそう復活させようと始まったのがこのイベントでした。

主催は大山納め太刀ウォーク2013実行委員会とありますが、実質は伊勢原青年会議所のメンバーです。そして伊勢原市や観光協会などさまざまな団体の協力を得てのイベント実施でした。こちらは大山をこよなく愛する人の集まりである「大山みちの会」の一員として参加しました。

とにかく朝が早い、集合は伊勢原市ではない、伊勢原からバスで半刻かかる大山阿夫利神社社務所に8時なのです。

バスで社務所に到着するともうテントが張られて、能舞台の前には椅子が並べられて受付の真っ最中。そこで割り符をもらって願い事を書込むのでした。その割り符を集めて12本位ある木刀に付けて、子供達が山道を担いで大山寺で護摩焚き供養を行い、さらにもっと険しい山道を担いで大山阿夫利神社下社に奉納するのです。さらに中太刀が4本、そして大太刀が1本。

太刀に書かれているのは「大山石尊大権現」これは山頂にある大山のご神体の岩を指します。ここに大神様の魂が鎮められているのです。そしてここに吊るされた割り符の願いは、秋の10月4日社務所の庭で行われる火祭りでお焚き上げになります。

今日歩く予定の山道の行程は、山頂までの行程のまだ半分にも到達していないものです。ケーブルカーの無かった昔は、この山道を通ってさらに山頂まで登っていたのでした。昔の人は実に健脚です。

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さて8時半になってイベントが始まりました。そこに甲冑隊が到着して螺貝を吹く。この甲冑隊は伊勢原市の道灌まつりや、他の地域のイベントにも参加しています。

進行係も伊勢原青年会議所メンバーで、まず実行委員長の挨拶。青年会議所理事長挨拶。そしてゲストで観光協会会長の挨拶。実はこの人は阿夫利神社の宮司さんなのです。そして伊勢原市長や市議会議員などなど。

今回はかなり参加者も多いようです。後から青年会議所に聞いたら150人という事で、今までで一番多かったそうです。

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そして4班のグループに分けられていよいよ行列が出発。まず良弁滝でお清めです。昨年までは太刀も清めていたが、今年は参加者が滝壺の水で手を清めるだけでした。

それから「とうふ坂」という細い路地、でも昔はここが参道だったのです。ここを通りながら沿道の人達に挨拶。そして次がお土産物街の「独楽参道」に入ります。観光客向けのお土産物屋や茶屋が沢山並んでします。中には世田谷ボロ市にも漬け物などの商品を出していただいている大津屋さんの店もここにあります。明治5年の創業だそうです。

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そこで参道の茶屋でまず休憩。下界から上がってきて少ぅし涼しくなって入るが、猛暑日の今日の事、皆汗びっしょりです。でも山道はこれからです。

ようやくケーブルカーの駅について、ケーブルに乗る人はそこで別れて、健脚組が山道に入ります。蛭がいるのではと気になったのだが、あとから聞いたら人通りの多いところは消毒が進んでいるそうです。でも少し脇に入ると沢山いるということでした。そのためか今日は蛭対策の話はなし。でも青年会議所のメンバーは塩を袋に入れて持っていたのでは。。。

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すぐにあるのが追分社、ここから参道も男坂と女坂に別れます。元気のいい若者は男坂を、普通の人は女坂。でも参道の名所名物は女坂に集中しているので、男坂へ行く人はほとんどいません。名所名物と言えば「女坂の七不思議」。これが阿夫利神社下社へ続く参道の山道の各所にあります。そのその一が「弘法の水」。

そう言えばまず最初の目的地が雨降山大山寺で、ここは真言宗。開祖の弘法大師の奇跡がここにもあったのです。弘法大師の奇跡の泉は大山の周りのあちこちにありますね。

七不思議を一つ一つ辿りながら、やがて大山寺に到着です。その最後の階段が長い!汗を拭き拭き上るとすぐ前が本堂です。

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このあたりは秋深まる11月の中頃に紅葉の見頃を迎えて、特に大山寺の周辺には紅一色になるほど見事な紅葉なのです。

そこで時間差をおいて出発したグループが集結して本堂に入りました。そこでご住職が護摩焚きを用意していました。その火の中に願いを込めた太刀をかざしてゆくのです。大刀を抱えた子供達が、順番に護摩壇へ向かったのでした。

儀式が終わると行程は後半戦です。熱中症に負けそうな人はケーブルカーで、元気な人は山道へと別れました。これからの行程は女坂とはいえ、前半よりももっと厳しく急な階段道が待ってます。

もうあとは登って登って登り切るだけで皆黙々と登る。ケーブルカー急坂を横目にさらに登るという具合です。

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横を見るとさっきの女坂七不思議の最後の不思議がありました。それは「目形石」、手を触れて拝むと目の病が治るとありました。

そのすぐ上が阿夫利神社下社の休憩場所です。いささか足にきたのでそこで休憩。水分の補給をします。そして三列に整列して本殿に向かいました。そこで担いできた大刀を奉納します。

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神官に手渡された大刀は神前に整列され、メンバーも神殿に入ってお祓いを受けて納め太刀のイベントは無事終了です。あとはお神酒を授かって本殿を後にしました。

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下社の標高は約600メートル位で、下界よりも5度は涼しいようです。風が実に心地よい。その心地よい風を味わいながら、再びうだる暑さの下界に戻るのでした。

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そして社務所前ではジャズフェスティバルが行われているのだが、こちらは用があるので横目で見ながら直帰しました。

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