第25回大手町落語会 日経ホール 6月14日(土)

0614ootemachi00今日は久しぶりの書き込み。そうです。この「お江戸そーほー亭」はTypePadからプログを自分のレンタルサーバーに移し、ドメインも新たに再スタートしました。

CMSもWordPressに切り替えて面目一新です。しかし1万点にも及ぶ写真の移行はまだ進行中です。

そして今日の「大手町落語会」は、珍しく昼間の明るい時間帯の落語会なのです。休日で人もまばらな大手町の日経ホールに足を運びました。

着いたのが13時前でしたが、少しフライングして開場していました。入った席は中段、悪い席ではありません。日経ホールの客席はかなり傾斜があるので、前の人の頭はほとんど気になりません。

番組表を見ると今日は全て根多出しされていました。少々早めの夏噺ということで、何と圓朝の怪談噺が二席組まれていました。やがて開演時刻が迫って係の人が場内を回って、携帯の電源を切ってくださいの連呼です。

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幕が開いて開口一番は神田松之丞さんの講談です。初めて聴く名前ですが、チラシの束の中にいくつも公演案内がある。彗星の如く現れたホープなのかな。。

とにかく開口一番の講談はやる方も聞く方もいささか苦痛が伴う、なんて言いながら相撲話しに入ってゆきました。演目は『雷電の初土俵』。

江戸時代は平均身長が150センチの中で、雷電は190センチ以上。勝率は9割を超えるということで、とにかく負けなかったそうです。でも横綱にはなれなかったのでした。

いきなり幕内付け出しの初土俵の取り組みの様子、とにかく大きくて強い雷電をかなり誇張気味に語っていました。

続いて柳亭市馬師匠の『かぼちゃ屋』です。与太郎の出てくる噺ですが、今日は早い上がりなので軽い噺でご機嫌伺いという具合です。まあ、後続が階段噺二席なので大根多は避けたという事かもしれません。軽妙な調子で聴かせてくれました。

次が林家正雀師匠の『牡丹灯籠より〜お札はがし〜』です。持ち時間30分の中での話の組み立てでかなり省略がありました。旗本飯島平左衛門の娘お露と浪人萩原新三郎の出会いから、焦れ死にしたお露が同じく看病疲れで死んだ女中のよねと、幽霊になって新三郎のところに通い詰め、やがて幽霊と気がついた新三郎が家の周りにお札を貼り、海音如来像を抱いて防御。そこで幽霊と100両で取引した伴蔵が、お札を剥がし、海音如来を隠してしまうというくだり。「牡丹灯籠」の白眉ともいえる場面でした。

女中のよねが発する「ともぞ〜さん」という声の気味悪さが聴かせどころですね。

そこで仲入りとなり、続いては隅田川馬石師匠の『真景累ケ淵より〜発端〜』、宗悦殺しの場面です。長い長い噺の一部を切り出して30分にまとめるという事では、一番やりやすい場面だそうです。確かに「豊志賀の死」などを演るとたっぷり1時間かかってしまうことでしょう。

それにしても圓朝作の怪談噺を、連続でなく二つ同じ席で聴くというのもなかなか無いものです。これも場内シーンとして聴いていました。

そして最後が柳家さん喬師匠の『船徳』。圓朝ワールドからガラッと空気が入れ替わりました。四万六千日、お暑い盛りです。でも今日の外はまだ30度には達してなかったのでした。

さすがに怪談噺二席を聴くといささか疲れます。さん喬師匠もちょっとやりにくかったのではと邪推。比較的淡々とはなしが進んで行ったように感じられました。

0614ootemachi03そしてハネたのが16時過ぎ。外はまだ日がカンカン照りです。今が一年中で一番日が長い時期なのでした。

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