笑福亭笑助さん ひだまり友遊会館で独演会 12月22日(木)

一昨日にに続いて、今日も笑福亭笑助さんの独演会です。場所は行きつけの世田谷区若林のひだまり友遊会館。主催者は世田谷生涯大学の卒業生のグループです。昨年も丁度今頃笑助さんを呼んで同じ場所で独演会を行なっていました。

一昨日とは違って今日は満員御礼。50人は入っていたでしょうか。これならば演る方も気合が入ることでしょう。ワイワイガヤガヤの中、笑助さんの登場です。今日は全て根多出しで、「初天神」「ふぐ鍋」「尻餅」とあります。何やら次のお座敷があるようで、今日は仲入りなしで三席連続でということでした。

事前に設えた定式幕と毛氈に座布団。なかなか見事な高座です。そこでマクラは落語界の話や吉本興業の話。そして山形在住の経緯。吉本興業が一道一都二府四十二県に芸人さんを配置して、地域に笑いを届けるという施策に乗って楽しい山形生活を満喫しているのでした。

そして最初の根多の『初天神』に入ると、そろそろ佳境となってきたところでハプニング。後ろの定式幕の端が外れ落ちてしまった。急いで主催者が修復作業で一時中断。すぐに現状復帰して話が続きました、最後の凧揚げの場面まで聞かせてくれました。続いて『ふぐ鍋』の噺に入ってゆきます。

後ろに座ってた人が、今日の演目について周囲の人に解説していました。でも『ふぐ鍋』は聞いた事がなかったようです。これは江戸では演られない噺のようですね。

続いて三席目というところだったのだが、足が痺れたようです。急遽休憩を入れて伸びをしてから三席目に入りました。大晦日の話で『尻餅』です。貧乏人の哀れと見栄の凌ぎ合いですがこの話、かなりキワドいのです。これをどこまでキワドく演るかは演者のセンス次第なのだが、最近は女性客が多いからあまりくどい演出はありません。笑助さんも比較的あっさりと流していました。

終わってから司会者が「笑助さんに質問はありますか?」そこで出てきた質問がこれらの話はいつ頃の時代なのか?「初天神」に出てきた50銭の価値についてです。

落語だからあまりこだわりすぎる必要もないのだが、少なくとも現代ではないことは確かです。明治?大正?昭和?案外はっきりしない。でも戦前の昭和10年くらいと考えると丸く収まるように思うのです。

もちろん笑助さんの歳から考えて、彼の生まれる前の時代でしょうが、今日の観客は子供の頃に銭の単位で買い物をした記憶があるのでした。

あといくつか質問が出て時刻も15時半を周り、お開きになりました。きっとまた次回もあることでしょう。

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