文京らくご会 雲助・白酒親子会 文京シビック小ホール 6月21日(金)

何かとお馴染みになってしまった文京シビックセンター。ここには文京区役所が入っているが大小の多目的ホールがあり、ここで落語会が頻繁に行われています。先日も「三K辰文舎落語&ライヴ」をここで楽しんだところでした。

この文京シビックセンターは東京ドームの裏にあり、JR水道橋駅からは少し歩きます。でもその26階のビルの頭は遠くからも見え、近づけは近づくほどにその豪華さに圧倒されます。

中に入ると巨大な吹き抜けのホールの周囲に、区民のための施設や様々な区の関連団体が入居しています。その2階が小ホールで今日は五街道雲助師匠と桃月庵白酒師匠の親子会です。そこに二つ目になりたての桃月庵こはくさんも加わって親子孫三代揃い踏みということでしょうか。

白酒師匠は一時期ちとしゃん亭でもお馴染みで、いろいろ話をしたこともあります。最近は一気に三人もの弟子をとって輝いていますね。

開演20分前の18:40に開場で座った位置は中程の上手側。見ると舞台前に補助席が配置されているので400席以上。かなりチケットもよく売れたのではと予想されます。そして開演前にはほぼ9割位の入りになっていました。

そして開演で開口一番は桃月庵こはくさんです。そこで今日の番組がひっくりかえるかもしれないという話。どうやら雲助師匠がトリをやりたがらないという話。そうなると親子の順番が入れ替ることになります。ま、もこういう落語会って何か話題になるようなハプニングがないと面白くありません。そんなことを話しながら、演目は『たらちね』でした。

続いては白酒師匠が出てきました。やっぱり順番が白酒→雲助→雲助→白酒となるようです。元気よく始まったのが吉原の話、「三枚起請」かなと思ったがそうではなさそう。『お茶汲み』でした。これは客と花魁の化かし合いの話。面白い割りには、あまり聞くことのない話ですね。

次が雲助師匠、希少価値のあるものに馬鹿高値がつくというマクラから、若旦那の原因不明の患い。でも恋煩いではなく、夏の暑い盛りに蜜柑が食べたくてたまらなくなって患ったという、極めてシュールな話。『千両みかん』でした。

この話サゲがどうだったのかなと忘れてしまっていたが、若旦那の食べ残した3袋、全部で10袋だったから300両分。これを持って番頭が失踪した。理屈としてはわかるのだが、ちょっと無理のあるサゲです。

仲入りがあってロビーへ出ると、主催者のオフィス10の主催する落語会のチケット販売していました。見ると随分先のものもある。そん中から鬼に笑われそうな来年2020年1月のものを買ってしまったのでした。

そうこうしているうちに後半です。幕が開いて出囃子が何となく怪談風です。雲助師匠は圓朝根多も得意なはずなのでこの手のものが出てくるのかなと思ってたら、泥棒の話。ちょっと足元をすくわれた気分。演目は『夏泥』、季節にふさわしい噺でした。

今日のトリは白酒師匠。親が先に上がり、子が最後という塩梅です。そして孫は高座返し。今日は前座がいないから二つ目のこはくさんが前座の役割を粛々と勤めてました。

そして白酒師匠、またまた元気よく始まったのが『笠碁』でした。これは先代柳家小さん師を思い出しますが、動きの少ない静かな噺という印象です。でも白酒師匠が演るとやはり賑やかな演出になるのでした。それにしてもやることの少なかった昔、退屈さの伝わってくる話です。

そんなことでハネたのが21時過ぎてたでしょうか。今日は東京ドームでは巨人対ソフトバンクのプロ野球。これも一緒にハネると帰りの電車が怖いと思ってたが、大丈夫なようでした。でも相変わらず東京ドーム周辺は夜が更けても人通りが多い。なので文京シビックセンター脇の地下鉄南北線入り口に逃げ込みました。

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