「むぎんぼう寄席」三宿夢吟坊 2月11日(火)

0210muginbou01三ヶ月ぶりのむぎんぼう寄席。なにしろ主の笑福亭笑助さんは今や山形県在住。なかなか東京に出てくることも少なくなったそうです。

しかしこのむぎんぼう寄席は笑助さんとともに続いてきた落語会。笑助さんなしには成り立たないのです。

0210muginbou03 0210muginbou04 0210muginbou05雪に埋まった山形県から三ヶ月ぶりの東京は、暖かかったのではと思いきや、寒いですって。その理由は山形県のお住まいの作りが違う。山形県では住居も完全防寒。二重窓とホカホカの暖房。しかし東京はここまで行き届いてないから寒いのだそうです。でも今日は東京でも今季最低気温を記録したのです。

それはさておき、今日は開場の19時を過ぎたあたりから客足が良い。会場は20人で満席という規模だが、開演時刻にはほぼ埋まってしまったのです。前回は開演の19時半になってもちっとも来なかったのとエラい違いです。何が違ったのでしょうか?でも席が埋まるのは、主催者にとっては嬉しいことでしょうが、客としても嬉しいものです。

さて開演で笑助さんの一席目は、根多出ししていた『池田の猪買い』。これはいかにも上方ならではのけったいな噺です。獲れたての新しい猪を求めて大阪から池田へ。でもこの噺、サゲがちょっとわかりにくい。。。

続いて林家けい木さん、この人は実に三軒茶屋に住んでいるとのこと。もっとも師匠の林家木久扇師匠が太子堂在住なので無理ないというところでしょうか。

今年5月に前座を卒業して二つ目昇進ということです。それにしてもよく舌が回転します。この滑舌の良さが持ち味になるのか。もうすっかり心は二つ目の地位を獲得した気分で演ってます。ここは笑助お兄さんが暖かく寛大に受け入れてるのでしょう。息もつかせず長いマクラを語って、入ったのが悋気の噺。『悋気の独楽』でした。

仲入りがあって再び笑助さんの登場です。今度は高座に見台、膝隠し、小拍子の三点セットを設え、手ぬぐいを一つ余計に持って上がりました。いつものジャンケン手ぬぐい争奪ゲームの始まりです。

前回11月に初めてこれを勝ち取ったので今回は誰かに譲ろうとしていたら、またまた決勝まで勝ち進み、最後は隣の人に譲ったという塩梅です。

その後本根多は、根多出ししていた『宗論』。落語には珍しい切支丹の登場する噺です。大店の旦那と、キリスト教に改宗してしまった若旦那との噛み合わない会話。片や阿弥陀様のご利益を説き、此方イエス様の愛を説く。噛み合うはずがありません。

0210muginbou02いつもこの話を聴くと、お笑いの世界で宗教を扱うのは神経を使うのではと思ってしまいます。

笑助さんこの「後五派の会」に出て、また寒〜い山形帰りかな。風邪をひかないようお気をつけあれ。

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